よびりん人生大学

達磨

「これは世宝にして、いまだ上となすに足らず。諸宝の中においては法宝を上となす。これは世光にしていまだ上となすに足らず。諸光の中においては智光を上となす。これは世明にしていまだ上となすに足らず。諸明の中において心明を上となす」～達磨大師（古代南インドの王子から出家、座禅で悟りを開いたといわれる高僧）

☆　金銀宝石はすばらしいものだがそれは世俗の宝であり、心の道こそが最上の宝である。財宝は光り輝いているがそれは世俗の光であり、智慧こそが最上の光である。名誉や地位や名声や財産は明らかなものであるがそれは世俗の明かりであり、取るに足らないものであり心こそが最上の明かりである」といっているのです。

☆　金や名誉や地位や財産など、わずか数十年の命の借り物ですね。
そのような陽炎のような、はかないものに執着することはないのです。
衣食住つつがなく心身ともに健康で、家族や人生で触れ合う人たちと、
あはは、おほほと笑って、足ることを知って
生きる喜びに勝る喜びはないのかも知れません。